「埼玉県民にはそこらへんの草でも、、、
「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ」
「翔んで埼玉」という映画のなかでの台詞。もともとは少女マンガらしい。話題になっていたので少し読んでみた(立ち読み)。
腹痛をおこした人が埼玉県民なら、薬ではなく、その辺の草を食わせておけという台詞をみて、
漢方?とも思ったが、栄養学的にどうだろうと、なぜか以前読んだ動物の栄養について書いた本を思い出しました。
植物の細胞には動物の細胞にはない細胞壁というものがあります。肉食動物はセルロースでできている細胞壁を栄養とすることができない。
草食動物は腸内細菌にセルロースを分解栄養にするものがいるので細胞壁も栄養にできるのだと。
人間の食の定義で言えばほぼ0カロリーの野菜も草食動物から見れば0カロリーではないのです。
痩せようと一生懸命に野菜を食べているけど報われない人は、もしかして同じようなセルロースを分解できる腸内細菌を、もっているのでは?
自分の腸内細菌を調べてみたいな、、、、、。
調べてみると腸内細菌を調べる検査は、昔に比べ安価になったようですが保険は使えません。
実は、ほかの方法でもっと適切に安価に推し量ることはできます。
最近代謝が落ちたのかちょっとベルトが進み痩せなきゃと思う。セルロースを栄養にできてないよね?私。
腸内細菌のなかで乳酸菌は善玉菌。草を食べれば植物由来の乳酸菌が入って腹痛もよくなるかな?
腸内細菌の世界はまだまだわからないことだらけ。患者さんに役に立つ情報を今後、書いていきます。