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お腹が出ていて、ビタミンDも不足していると危ない?

[2026.09.14]

実は、お腹まわりの肥満とビタミンD不足が重なると、健康への影響が大きくなる可能性があります。

50歳以上の5,520人を追跡した研究では、腹部肥満とビタミンD不足が重なった人で、死亡リスクが最も高くなっていました。

「ビタミンDといえば骨でしょう?」

と思われる方も多いと思います。

もちろん骨にも大切です。

でも、ビタミンDは筋肉や体の炎症にも関係しています。

なぜ太っているとビタミンDが不足しやすい?

ビタミンDは脂に溶けるビタミンです。

そのため、体脂肪が多いとビタミンDが脂肪組織に取り込まれ、血液中で利用できる量が少なくなると考えられています。

つまり、

「肥満」と「ビタミンD不足」は一緒に起こりやすい。

ここが重要です。

ビタミンD不足は筋肉にも影響します

ビタミンDの働く場所は、骨だけではありません。

筋肉にもビタミンDを受け取る仕組みがあります。

ビタミンDが少ない人では、筋肉量の低下、歩く速度の低下、サルコペニアとの関連が報告されています。

特に血液中のビタミンDが20ng/mLくらいより低いところでは、サルコペニアのリスクが上がりやすいことも示されています。

年齢とともに、

「歩くのが遅くなった」

「立ち上がるのが大変になった」

「最近よくつまずく」

という方。

単なる年齢のせいとは限りません。

転倒にも関係します

高齢になると転倒は大きな問題です。

転倒から骨折。

入院。

そのまま筋力が落ちてしまうこともあります。

ビタミンDが不足している人では、1日800〜1000IU程度の補充によって転倒リスクが低下した研究があります。

ただし、

たくさん飲めば良いわけではありません。

高用量をまとめて飲む方法では、逆に転倒が増える可能性も報告されています。

サプリメントも「多ければ多いほど良い」ではありません。

では、どうすればいい?

まずは特別なことではありません。

魚、卵、きのこなどを食べる。

適度に外に出る。

そして歩く。

筋肉を使う。

高齢者では、ビタミンDだけではなく、運動とタンパク質摂取を一緒に考えることが大切です。

お腹まわりの肥満、ビタミンD不足、筋肉の低下。

一見別々の問題に見えますが、実はつながっているかもしれません。

健康診断で体重だけを見るのではなく、

「筋肉を落とさないこと」
「不足している栄養をきちんと補うこと」

も大切です。

特に高齢の方や、外に出る機会が少ない方。

気になる方はご相談ください。

 
 
 

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