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たんぱく質をとる

[2025.10.03]

腎機能に障害のある患者さんに対しては、将来的に透析に移行しないための食事療法についてお話ししています。

たんぱく質の摂取制限が必要になることもありますが、過度に制限すると「フレイル(筋力や体力の低下により、日常生活が困難になる状態)」の原因となり、歩行困難などにつながることがあります。そのため、適切なたんぱく質の摂取量を守ることが重要です。

特に高齢者の場合、たんぱく質の推奨摂取量は体重1kgあたり1日1.2g程度とされています。
たとえば、体重60kgの方であれば、1日あたり60〜72g程度が目安となります。

以下に、日々の摂取の参考になるよう、食品ごとのたんぱく質量を示してみます:

  • 卵(Mサイズ1個・約50g):たんぱく質 約6.3g

  • 木綿豆腐(1/4丁・約80g):たんぱく質 約5.6g

  • 牛乳(1杯 約200ml):たんぱく質 約6.6g

  • 豚もも肉(約60g):たんぱく質 約12.3g

  • 魚小さめ一切れ 約70g:たんぱく質 約15.2g

たんぱく質のイラスト(栄養素) | かわいいフリー素材集 いらすとや

これらを参考に、日々の食事でたんぱく質の摂取量を調整してみてくださいね。


※ちなみに、今日の私の夕食はプロテインバー1本(たんぱく質20g)だけでした……。それだけ..............。
まさに「医者の不養生」まっしぐらです。

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