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インスリン抵抗性 とても大切な

[2025.02.01]

インスリン抵抗性とは、体の細胞がインスリンに対して反応しにくくなる状態のことを指します。

 


🍚 インスリンと血糖の関係

私たちが食事をすると、炭水化物が分解されてブドウ糖(血糖)として血液に取り込まれます。血糖が増えると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンの役割は、血糖を細胞に取り込ませてエネルギーとして使えるようにすることです。つまり、インスリンは「血糖の運び屋」であり、「細胞のドアを開ける鍵」のような存在です。


🚪 インスリン抵抗性とは?

健康な状態では、インスリンが働くことで血糖がスムーズに細胞に取り込まれ、血糖値が安定します。しかし、インスリン抵抗性があると、細胞のドア(インスリン受容体)が鈍感になり、インスリンが鍵を使っても開きにくくなります。その結果、血糖が細胞に入らず、血液中に余ってしまいます。

これを例えると…

  • 健康な状態:インスリン(鍵)がスムーズに鍵穴に入り、ドアが開く → 血糖が細胞に入る
  • インスリン抵抗性:鍵穴が錆びついてうまく開かない → 血糖が細胞に入りにくい

🚨 どうなるの?

🔴 血糖値が高くなる → 高血糖が続くと糖尿病のリスクが高まる
🔵 インスリン分泌が増える → すい臓がたくさんインスリンを出そうとするが、限界が来ると機能低下する
🟠 脂肪が増えやすい → 余った血糖が脂肪として蓄えられ、肥満やメタボにつながる


🏃‍♂️ 改善するには?

運動(筋トレ&有酸素運動)で筋肉を増やし、血糖を消費しやすくする
バランスの良い食事(糖質をとりすぎない、野菜や食物繊維を増やす)
適正体重の維持(内臓脂肪が減るとインスリンの効きが良くなる)
ストレス管理&睡眠(ストレスホルモンがインスリン抵抗性を悪化させる)


✨ まとめ

インスリン抵抗性は、血糖を細胞に取り込みにくくする状態。放置すると糖尿病や肥満のリスクが高まるので、運動・食事・生活習慣を見直して改善することが大切!

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