タバコは、確実に老化を早めます。
[2025.10.05]
タバコは、確実に老化を早めます。
喫煙を続けると、顔に特有の老化徴候が現れ、「スモーキング・フェイス(Smoking Face)」と呼ばれる状態になります。これは、顔全体に深いシワが増え、赤みを帯び、やせこけて骨ばった印象になるのが特徴です。
この変化の程度は、喫煙本数と紫外線の曝露量に比例して進行します。
また、顔面に面皰(めんぽう:黒ずんだ毛穴の集合)ができることもあり、見た目の印象にも大きく影響します。
さらに、喫煙者の約3分の1に口腔内の色素沈着が見られます。これは、タールの沈着に加えて、ニコチンがメラニン産生を促進することで起こるとされています。
驚くべきことに、受動喫煙でも同様の色素沈着が見られるケースが報告されており、これは非常に恐ろしいことです。
もちろん、これらは見た目の変化にとどまるものではありません。
体内、つまりすべての臓器でも老化が促進されているのです。
まさにこれは「老化の加速」といえる現象です。

タバコは百害あって一利なし。
まさにその言葉のとおりです。
