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ダニ媒介脳炎が日本にて

[2025.07.05]

最近、北海道、本州にてマダニ媒介脳炎が認められています。フラビウイルス科フラビウイルス属に属する「ダニ媒介性脳炎ウイルス(TBEV)」によって引き起こされる中枢神経系のウイルス感染症です。

ヒトからヒトへの感染は通常ありません。極めて稀に輸血や母乳を介して感染することがあるそうです。

  • 初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、悪心・嘔吐などインフルエンザ様症状です。

  • 進行すると痙攣、めまい、知覚異常、麻痺、精神錯乱、昏睡、意識障害、髄膜炎、脳炎などの重篤な中枢神経症状が現れます。

  • 後遺症は10~40%の患者で神経障害などが残ることがあり、特に極東亜型では後遺症や死亡率が高いとされています。

ダニのイラスト

先日北海道ではマダニに噛まれて10日後から頭痛、発熱、倦怠感を認め、精査したところ脊髄液検査にてダニ媒介脳炎と診断されたそうです。

治療は対症療法しかありません。予防のワクチンがあるのみです。

 

当院ではたまに虫に噛まれた、もしくは噛まれたかもと来院される方がいます。

虫はけっこう怖いですよ。野山に入るとき、畑仕事も含めて完全防備で行くことをお勧めいたします。

 

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