ネコとキンメダイ
[2025.06.07]
釣りをしたのは、子どもの頃だけ。
働き始めてからは、そんな余裕もなくなり、病院と家の往復の毎日。そんな中、先日テレビで魚料理の特集を目にしました。
食べるのは大好きで、キンメダイの煮つけは特にお気に入り。あのふっくらとした身と、甘辛いタレがたまりません。
キンメダイは、水深200~800メートルの岩礁域、いわゆる深海に生息しているそうです。そこは、ほとんど光が届かない世界。
そんな場所に生きるキンメダイは、ネコと同じ構造の眼を持っているとのこと。眼の奥に「タペータム」という反射板があり、入ってきたわずかな光を再度反射させて視力に活かすことで、暗闇でも餌の小魚を見つけられるそうです。だから、キンメダイの目は光るんですね。
陸上のネコと、深海に生きる魚が同じような目の仕組みを持っていると知って、なんだかちょっと感動しました。 知らないことが多いなあ。
こんどキンメダイの眼をじっくり見てみようと思います。