ビタミンBと、だるさと心不全
[2025.07.07]
脚気(かっけ)は、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって引き起こされる病気です。
主な症状には以下のようなものがあります:
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倦怠感(だるさ)
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筋力低下
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手足のしびれ
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歩行困難(重症では運動障害)
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心不全や意識障害を伴う場合もあり、放置すると死に至ることもあります。
明治時代の日本軍と脚気
明治時代の日本軍では、精白米(白米)中心の食事が主流であったため、ビタミンB1が不足し、脚気が流行しました。
この問題は軍隊だけでなく、社会全体の栄養への理解の低さを象徴する歴史的事件でもあり、後に軍医・高木兼寛による麦飯の導入によって改善されました。

たまにいます、ビタミンB不足の心不全の患者さん。診断することにより簡単に治療できます。
高齢になるほど食事が単純になりがち。食欲が無くても多様な食材を使った料理を食べてくださいね。
