ペースメーカの最初
[2025.03.13]
今では徐脈治療の主な選択肢となったペースメーカでありますが最初について。
・1932年体外式の人工ペースメーカを発明。ゼンマイ式。。
・1952年心停止の患者の蘇生に成功。
・1958年10月8日完全房室ブロックの診断で。1日20回の失神発作を起こした患者さんに世界で初めての植込み型ペースメーカを使用した。この最初のペースメーカは数時間しかもちませんでしたが2代目は数週間、その後のものは数年間使用することができた。(靴墨の缶ほどの大きさ) この患者さんは2001年86歳まで生きました。
私が医師になった時にはすでに治療の主流でありペースメーカは胸の上部に隆起を持って存在していたが、最近は進化してカテーテルで心臓の中に挿入し外からはペースメーカが挿入されていることが分からなくなっている。
もちろん利点、欠点はあるもののこの技術はペースメーカだけでなく他の分野でも使用できる可能性がある。
ペースメーカができてまだ百年も経っていない。進歩が速いですね。