マグロやカツオで食中毒
[2025.05.23]
魚を食べた後のアレルギー症状について
魚を食べてアレルギー症状が出た場合、まず思い浮かべるのは「アニサキスアレルギー」かもしれません。ただし、マグロ・カツオ・サバなどを食べた後、1時間程度で蕁麻疹が出現するケースでは、「ヒスタミン中毒」の可能性があります。
ヒスタミンは、アレルギー反応や胃酸分泌に関与する物質として人体にも存在します。医薬品(抗ヒスタミン薬など)でもよく知られていますが、食品中においては、魚の中のヒスチジンという成分が細菌によって分解され、ヒスタミンが産生されることで問題となります。
特に赤身魚にはヒスチジンが多く含まれており、マグロはその代表格です。そのため、ヒスタミン中毒の原因になりやすい魚といえます。
ヒスタミンが体内に多量に取り込まれると、以下のような症状が現れることがあります:
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発疹・掻痒(かゆみ)
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悪心・嘔吐
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腹痛
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動悸 など
当院でも、動悸を主訴に来院される方が多い印象です。
幸い、ヒスタミン中毒の治療は比較的容易であり、見逃さないことが大切です。当院では、魚を食べた直後に出現する症状に対して、ヒスタミン中毒の可能性を念頭に調べるようにしています。

最近食べてませんがマグロは大好きです。
