便潜血は問題ないけど大腸がん
[2025.05.24]
そろそろ健診の時期ですね。
今日は、便検査についてのお話です。
大腸がんは、死亡原因として男性で第2位、女性では第1位となっています。
健診では「便潜血検査」を行いますが、この検査で大腸がんを見つけられる確率(陽性率)は、おおよそ20〜80%とされています。
陽性だった方には「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)」を受けていただきます。これにより、大腸がんを早期に発見したり、将来がんになる可能性のあるポリープを除去したりします。

大腸カメラは、大腸がんによる死亡率を67%減少させたというデータもあるんですよ。
さて、先ほど触れた「検査で大腸がんを見つけられる確率20〜80%」という点が少し気になります。
つまり、大腸がんがあるにもかかわらず、便潜血検査では「陰性」と判定され、見逃されてしまうケースがあるということです。そして、見つかったときにはすでに進行している、ということもあります。
こうしたケースは、特に女性に多く、右腹部に位置する上行結腸や盲腸にがんができやすい傾向があります。
ですから、「健診が陰性=安心」とは限らないのです。
まずはキチンと健診は受けて、陽性であれば大腸カメラはした方が良さそうです。
繰り返すことが大切です。
