口が渇いているといってもイコール、シェーグレン症候群ではありません。
[2026.01.09]
💧シェーグレン症候群ってどんな病気?
「シェーグレン症候群」は、膠原病(こうげんびょう)という自己免疫の病気の一つで、実は意外と多くの方にみられる疾患なんです。
膠原病の中でも比較的よく出会うタイプなので、当院のようなクリニックでも診ることが多くあります。
👁️👄 目や口が乾く症状がポイント
シェーグレン症候群の代表的な症状は、
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目の乾き(ドライアイ)
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口の乾き(ドライマウス)
このほかにも、関節痛・筋肉痛・微熱が続く・肺の病変(間質性肺炎)などの症状が出ることがあります。
🩺 診断はどうするの?
診断にはいくつかの基準がありますが、
目や口の乾燥、血液検査の異常などがそろえば、比較的スムーズに診断できます。
ただし、口が乾く=シェーグレン症候群とは限りません。
実際には、口の乾燥を訴える患者さんの中で、シェーグレン症候群と診断されるのは約7%ほどというデータもあります。
🧪 他の原因もあります!
口の渇きは、シェーグレン症候群以外でも起こります。
たとえば:
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糖尿病
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C型肝炎
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薬の副作用(抗うつ薬、抗アレルギー薬など)
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アミロイドーシス、ヘモクロマトーシスなどの病気
など、さまざまな原因があるため、しっかりと鑑別が必要です。
