夏も減塩 心臓や腎臓を守るために
[2025.06.21]
夏の訪れとともに、気温の上昇に伴って血圧が下がる方が見受けられるようになります。
確かに、血圧が下がりすぎるのは体調を崩す原因となり、場合によっては降圧薬を中止することもあります。
しかし、多くの降圧薬は単に血圧を下げるだけでなく、心臓や腎臓を守るためにも処方されていることをご存じでしょうか。自己判断で薬をやめるのは避けるべきです。

実は、夏は腎機能が悪化しやすい季節でもあります。熱中症予防の名のもとに、周囲から「塩分を摂るように」と勧められることが多く、これまで順調に続けていた減塩が乱れてしまうケースも少なくありません。その結果、心不全や腎不全の悪化につながることがあります。
また、さっぱりした料理を選んでいても、知らず知らずのうちに調味料から過剰な塩分を摂取してしまいがちです。日本人の塩分摂取の6~7割は、実は調味料に由来しています。
塩分摂取量の目安は、体質や既往歴によって異なります。熱中症を恐れて塩分をとりすぎることのないよう、まずは主治医にご相談いただくことをおすすめします。
