学校検診の心電図異常の再検査
[2025.06.14]
学校検診と心電図異常の再検査について
学校検診の時期になり、心電図で異常を指摘されたお子さんが再検査のために当院を受診される機会が増えてきました。
児童・生徒の学校管理下における突然死は、交通事故などを除くと60〜70%が心臓に起因するとされています。
原因として多いのは不整脈であり、現在では学校にAED(自動体外式除細動器)が設置され、教職員への心肺蘇生法の教育も広く普及するようになりました。こうした体制の整備により、救命される児童・生徒も増えてきています。

しかしながら、最も重要なのは早期発見です。
突然死につながる可能性のある疾患には、以下のような病気があります。
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肥大型心筋症
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拡張型心筋症
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先天性QT延長症候群
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カテコラミン誘発性多形性心室頻拍 など
いずれも一筋縄ではいかない、注意を要する疾患です。
たった一枚の心電図からでも、専門家が診ればわかることがあります。
心電図で異常を指摘されたお子さんは、できるだけ早めに専門の医療機関で診断を受けるようにしましょう。
