弁膜症 大動脈弁の治療(TAVI)
🫀 高齢者に多い弁膜症「大動脈弁狭窄症」
外来で弁膜症と診断される患者さんがいらっしゃいます。
高齢の方に特に多いのが 大動脈弁狭窄症 です。
大動脈弁は、心臓から全身へ血液を送り出す出口にある弁ですが、
加齢とともに動脈硬化によって硬くなり、開きが悪くなることがあります。
その結果、血液が流れにくくなり、心臓に大きな負担がかかります。
🔎 症状が出にくい病気
この病気の特徴は、ゆっくり進行するため症状が出にくいことです。
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息切れ
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胸の痛み
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意識消失
といった症状で見つかることもありますが、
実際には聴診で心雑音を聞いて見つかることも少なくありません。
🩺 カテーテルで治療できる時代に
ここ10年ほどで、
**TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)**という治療が普及してきました。
これは
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胸を開かず
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心臓を止めず
カテーテルで人工弁を入れる治療です。
高齢の患者さんでも治療が可能になり、
弁膜症治療は大きく進歩しました。
📊 最近の研究
従来は
「重症で症状がある人」
が治療の対象でした。
しかし最近の研究では、
症状がない重症患者さんでも治療のメリットがある可能性が示されています。
🤔 しかし現実には…
循環器医は、
「症状がなくても治療した方がよい場合がある」
ことを知っています。
一方で患者さんからすれば
症状がないのに怖い治療は受けたくない
と思うのは当然です。
この医療側と患者さん側の認識の溝をどう埋めるか。
特に高齢者の多い病気だけに、
とても難しい問題だと感じています。
