心臓カテーテル後の薬の悩み
💊 心臓カテーテル治療後の「お薬の悩み」
私は長らく心臓カテーテル治療の現場にいたこともあり、
血のサラサラの薬”はよく使ってきました。
🩺 ステント治療後は薬が2種類必要
心臓の血管が詰まってしまったとき、
「ステント」という金属の筒を使って、血管を広げる治療を行います。
このステントは異物なので、体が「これを排除しよう!」と働かないように、
しばらくの間は“血液をサラサラにする薬”を2種類飲んでいただく必要があります。
使う期間は
▶ 1ヶ月?3ヶ月?半年?それとも1年?
といったように、患者さんの状態やステントの種類によって変わってきます。
🔄 でも、いずれは1種類に減らすことに
しばらくして血管が安定してきたら、
2種類 → 1種類に減らす判断が必要になります。
ここで出てくる悩みが…
❓ どっちを残すか?
2つの薬のうち、どちらを継続するか。
選択肢としては
① バイアスピリン(アスピリン)
② プラビックス/エフィエント
のいずれかです。
これには、それぞれにメリットと役割の違いがあります。
🥄 バイアスピリンの特徴
-
大腸がんの予防にも効果があると言われています。
-
がんの転移を抑える作用も期待されています。
🧠 プラビックス/エフィエントの特徴
-
脳梗塞の予防効果があります。
-
より強力に血小板の働きを抑える作用があります。
👤 だからこそ、「その人に合わせて」
どちらを残すかは、
🔹患者さんの年齢
🔹既往歴(がん、脳梗塞、高血圧、糖尿病など)
🔹生活背景
を総合的に見て判断します。
「胃腸が弱いからアスピリンは心配」
「以前脳梗塞をしたことがあるからプラビックスの方がいいかな?」
そんなふうに一人ひとりに合わせて選ぶのが大切です。
もちろん、最終的には患者さんと一緒に相談して決めていきます。
心臓の治療後も、お薬との付き合いは続きます。
「いま飲んでいる薬、どうなんだろう?」と思ったら、
お気軽にご相談くださいね☺️
