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更年期の「ほてり」や「不眠」は、心臓や血管にも関係する?

[2026.09.09]

更年期になると、ほてりや発汗、寝つきの悪さ、夜中に目が覚めるなど、さまざまな症状が現れることがあります。

「更年期だから仕方ない」と我慢してしまうこともありますが、最近では、こうした症状と心臓や血管の健康との関係にも注目が集まっています。

ほてりが続くことは、体からのサイン?

更年期のほてりや発汗は「血管運動神経症状(VMS)」と呼ばれます。

研究では、ほてりが頻繁に起こったり、長期間続いたりする女性では、将来の心血管疾患リスクが高い可能性が報告されています。

血管の働きや自律神経、血圧、コレステロールや血糖など、さまざまな要因が関係していると考えられています。

ただし、ほてりそのものが心臓病の原因なのか、それとも血管の状態を早めに知らせる「サイン」なのかは、まだ完全には分かっていません。

ホルモン補充療法は心臓病の予防になる?

最近の研究では、更年期の症状がある女性で、比較的早い時期にホルモン補充療法(MHT)を開始した場合、心血管疾患のリスクが低い可能性も報告されています。

しかし、現時点では、心臓病や脳卒中の予防を目的としてホルモン補充療法を行うことは推奨されていません。

更年期の症状や骨の健康などを考えながら、一人ひとりに合った治療を検討することが大切です。

「眠れない」ことも心血管の健康に関係

更年期には、不眠や睡眠不足に悩む方も少なくありません。

長期間にわたって不眠が続く場合や、睡眠時間が短い状態が続く場合には、将来の心血管疾患リスクが高くなる可能性が報告されています。

睡眠不足は、血圧や自律神経、血糖などにも影響するため、睡眠の悩みも「年齢のせい」と放置しないことが大切です。

更年期は健康を見直すよいタイミング

更年期は、体が大きく変化する時期です。

ほてりや不眠などの症状があるときは、症状だけでなく、

  • 血圧

  • コレステロール

  • 血糖値

  • 体重

  • 睡眠

  • 運動習慣

なども一緒に見直してみましょう。

更年期の症状を我慢するのではなく、自分の体と向き合うきっかけにすることが大切です。

気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

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