病院での治療の保険点数を上げる動き
[2026.01.17]
💡 保険点数の見直しへ──医療が“赤字”になる現実
最近、保険点数(診療報酬)について、引き上げ方向での見直しが検討されているとの報道がありました。
実は医療の現場では、「やればやるほど赤字になる」治療や検査が珍しくありません。
たとえば、採血検査などもその代表例です。
🤖「ダヴィンチ手術」も実は赤字!?
注目されているのが、遠隔操作ロボット手術「ダヴィンチ」。
もともとは、医師の少ない地域でも、都市部の専門医がロボットを遠隔操作することで、
地方でも最先端の医療を提供できるように──という夢を持って開発された技術でした。
現在は主に、
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前立腺がんなどの泌尿器手術
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大腸がんなどの腹部手術
といった分野で使われており、
出血が少なく・手術時間も短く・患者さんの回復が早いという点で評価されています。
ところが実情はというと…
1回使用するたびに、20万円以上の赤字になるとも言われています。
🏥 赤字でも導入した病院の覚悟
当院の近隣の病院でも、ダヴィンチを導入した医療機関がありますが、
「たとえ赤字になっても、患者さんのために必要」と判断して導入を決めたそうです。
現場の努力と使命感には、ただただ頭が下がる思いです。
📈 早期の診療報酬見直しを
こうした最先端医療が、適切に評価され、持続可能な形で提供されるためには、保険点数の見直しが急務です。
医療の質を守りながらも、医療機関が健全に運営を続けられるような仕組み。
ぜひ早期に実現してほしいと、心から願っています。
