睡眠時無呼吸(いびき)と頭痛
[2026.05.26]
頭痛にて来院される方で、実は寝ている間に、いびきをかいていたり息が止まっている人がいます。
「朝起きると頭が痛い…」
そんな症状、実は睡眠中の“呼吸”が関係していることがあります。
代表的なのが、睡眠時無呼吸症候群です。
眠っている間に呼吸が浅くなったり、一時的に止まったりすると、体の中に二酸化炭素がたまりやすくなります。
すると脳は、「酸素を届けなければ!」と反応し、脳への血流を増やします。
この状態が続くと、脳の圧力(頭蓋内圧)が上がり、頭痛を引き起こすと考えられています。
これがいわゆる
「morning headache(起床時頭痛)」です。
ただし、この頭痛は“朝だけ”に起こるとは限りません。
夜中に頭痛で目が覚めたり、起きてしばらくしてから痛くなったりすることもあります。
そのため最近では、単純に「朝の頭痛」というより、
「睡眠に関連した頭痛」
として考えるほうが適切だと言われています。

特に、
・いびきが大きい
・日中眠い
・夜中に何度も目が覚める
・血圧が高い
・朝からだるい
こうした症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。
「ただの寝不足かな」と思っていた頭痛が、実は睡眠中の呼吸障害のサインかもしれません。
気になる方は、一度ご相談ください。
