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肥満と病気とやせ薬

[2025.05.19]

肥満と病気のリスクについて

肥満は以前から高血圧のリスクになるといわれています。
実際、BMI(体格指数)が19以下の人に比べて、
BMI25以上の人では高血圧になるリスクが約1.3倍、
BMI27以上になると約1.7倍に上がるとされています。
特に若い方では、「下の血圧(拡張期血圧)」が高くなりやすい傾向があります。

また、糖尿病との関係も深く、
BMIが25以下の方を基準にすると、
BMI25以上では糖尿病の発症リスクが約3倍、
BMI30以上になると約7倍に増えるといわれています。

インスリン注射のイラスト(女性)

今は適応がありませんが、最近話題の「やせ薬(GLP-1受容体作動薬などの注射薬)」についても、
体重を減らすことで糖尿病の発症を防ぐ効果があると報告されています。
糖尿病になっていない方にも使える薬であり、
発症リスクの高い方にはぜひご検討いただきたい治療法です。

 

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