脂肪肝の重症度の評価をどうする?
🩺 日本人の4人に1人が「脂肪肝」って知っていましたか?
最近の調査では、日本人の約4人に1人が脂肪肝とされています。
脂肪肝は放っておくと、肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があり、決して軽く考えてはいけない病気です。
🧪 脂肪肝かどうかをチェックするには?
まずは血液検査で「ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)」の値を確認しましょう。
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ALTが30以上であれば、脂肪肝の可能性が出てきます。
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さらに脂肪肝になると、ALT>ASTというパターンが見られることも特徴です。
📊 「脂肪肝指数(FLI)」で簡易チェック!
脂肪肝のリスクを知るための便利な指標に、**脂肪肝指数(Fatty Liver Index:FLI)**があります。
これは以下の情報から計算されます:
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身長
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体重
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腹囲
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中性脂肪(TG)
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γ-GTP
▶︎ FLIの評価基準:
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30以下:脂肪肝の可能性は低い
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30〜59:脂肪肝の疑いあり
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60以上:脂肪肝の可能性が高い
このように、血液検査+身体計測だけで簡易的に脂肪肝のリスクがわかるのがこの指標の魅力です。
🔍 脂肪肝が進行するとどうなる?
脂肪肝の中でも、中等度〜重度に進行すると、以下のような変化が起こります。
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肝臓の繊維化(硬くなる)
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肝硬変
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そして最終的に、肝臓がん(肝がん)
このように、脂肪肝は「がんの入り口」とも言えるのです。
🧮 肝臓の重症度を調べる指標
✅ Fib-4 index(Fib-4指数)
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年齢、AST、ALT、血小板数から算出
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2.6以上で精密検査が必要とされ、肝臓の繊維化・肝硬変のリスクを評価できます。
✅ 肝臓エコー(超音波検査)
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肝臓の内部の血管が見えにくくなる
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肝臓の奥の部分がかすんで見える
こうした所見があると、中等度〜重度の脂肪肝と診断されることがあります。
🧫 その他の検査
さらに詳しく調べるためには、
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MRIによる脂肪定量検査
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肝生検(組織を採って調べる)
✅ まとめ:脂肪肝は放っておかないで!
脂肪肝は「まだ病気じゃないから大丈夫」と思われがちですが、
実は将来的に命に関わる病気の“はじまり”であることも少なくありません。
健康診断などで「脂肪肝の疑い」と言われた方は、重症度のチェックをぜひ受けてみてください。
他にもMRIや肝生検などの検査もありますが簡便にできる一般検査は異常でしょうか?
脂肪肝は肝臓癌の入り口。脂肪肝だから大丈夫と言えないことがわかってきました。
健診などにて指摘された方は重症度チェックをお勧め致します。
