腫瘍マーカーが高い人 健診にて
腫瘍マーカーって、どれくらい当てになるの?
健康診断などで見かけることもある「腫瘍マーカー」という言葉。
名前のとおり「がん(腫瘍)の目印になる数値」ですが、
実はこれ、“がんの確定診断”に使うものではありません。
❗ 腫瘍マーカーはあくまで「補助的なもの」
多くの方が誤解されているのですが、
腫瘍マーカーの値が高い=がん、ではありません。
逆に、数値が低いからといって「絶対にがんではない」とも言えないのです。
なぜなら、実際に腫瘍マーカーが高くなるのは
がん患者さん全体の2割以下にすぎないからです。
💡 がん以外でも上昇することがある!
例えば、CEAというマーカーは本来大腸がんの目安とされるものですが…
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乳がん、甲状腺がん、子宮・卵巣がん、泌尿器がん でも上昇
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さらに、胃潰瘍や胃炎、憩室炎、気管支炎、肺の病気、腎不全、糖尿病、加齢など、
がん以外の疾患でも数値が上がることがあります。
他にも、
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CA19-9(膵臓がんなど)
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AFP(肝臓がんなど)
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PSA(前立腺がん)
なども、がん以外の原因で上がることがあるのです。
🔍 検査は「総合的に判断」が大切です
腫瘍マーカーはとても便利な検査ではありますが、
これ一つでがんの有無を判断することはできません。
そのため、実際の診察では
✅ 血液検査
✅ 超音波やCTなどの画像検査
✅ 症状の確認
など、いろいろな検査を組み合わせて総合的に診断していきます。
ちょっと気になる数値が出ても、
「すぐにがんかも…!」と心配しすぎず、
まずは落ち着いて専門医にご相談くださいね。
必要な検査を一緒に進めていきましょう😊
