薬が少ない
[2025.10.02]
コロナ禍では、咳止めや痰切り薬の需要が急増し、それに伴って品不足が起きました。
さらにその後、ジェネリック医薬品の製造過程で違法行為が発覚し、製薬会社が厚生労働省から業務停止の指導を受ける事態となり、一部の薬が流通しなくなることもありました。
現在も、医療現場で「出したくても出せない薬」が増えてきています。
「なぜ薬がこんなに足りないのか?」と考えると、まことしやかにこんな噂も耳にします。
――ガソリンや軽油の価格高騰により物流コストが増え、薬を作っても赤字になるため、製薬会社が製造をやめてしまったのではないか、というのです。
本当かどうかは分かりませんが、もし仮にそうだとしたら、かなり深刻な話です。

お米が高騰しても、代わりにパンを食べることはできますが、薬はそうはいきません。
代替のきかない薬も多く、代わりがある場合でも需要が集中して、そちらもすぐに品切れになってしまいます。
こうした状況は、実はかなり危機的なのではないか――
そう思わずにはいられません。
