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薬の歴史

[2025.03.29]

最近、やはり薬が足りなくなってきており、治療の選択肢を増やすために漢方を処方することも多くなってきました。原料を見てみると、「石膏」と書かれていることがあります。もちろんとてもよく効くのですが、この薬ができた経緯には「石を食べた人がいたのかもしれない」と思わず考えてしまいます。

紀元前1500年ごろに記録された古代エジプトの《エーベルス・パピルス》には、病気の症状や治療法、700種類以上の薬の調合法が書かれています。また、西暦100年ごろの中国では、伝説上の帝王である神農が《神農本草経》を残しており、経験に基づいてさまざまな薬について記載しているそうです。

日本には、仏教伝来で知られる鑑真が中国で学んだ技術や持参した薬を用いて、光明皇后の病を治したという話があります。

経験則に基づいて薬を使っていた時代を経て、現在では化学構造から薬効や副作用の抑制を最適化し、無駄を省いた創薬が可能となっています。さらに、ヒトの遺伝情報を調べることで、一人ひとりに合った医療を提供する「テーラーメイド医療」も浸透しつつあります。

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