血圧測定は「腕にカフを巻く」時代から変わる?
[2026.09.11]
最近、眼鏡型ウェアラブルで、鼻パッドのわずかな変化から呼吸・心拍、さらに血圧の変動まで推定する研究が進んでいます。
将来は、眼鏡をかけているだけで体の状態を見守れる時代が来るかもしれません。
ただし、現時点では通常の血圧計の代わりになる段階ではありません。カフレス血圧計には、個人差や長期間使ったときの誤差、運動や姿勢変化によるズレなどの課題があります。
一方、今すぐ高血圧管理に役立つのが家庭血圧です。
診察室の血圧だけでなく、普段の生活での血圧を知ることで、より正確に状態を把握できます。
さらに重要なのは、測るだけで終わらせないことです。
家庭血圧を記録し、医療者が確認して、生活指導や薬の調整につなげることで、血圧コントロールはより改善します。
これからの高血圧診療は、
「診察室で1回測る」から「日常の血圧を継続して見る」へ。
そんな方向に変わっていきそうです。
