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血液1滴で大腸がんを発見?新しい検査技術に期待

[2026.07.19]

大腸がんの検査って主に必要なのは大腸カメラ。ハードルが高いので弁検査ぐらいですよね。

 

昭和医科大学などの研究グループは、わずか1滴ほどの血清から大腸がんを判別する新しい検査技術を開発しました。

この方法では、表面に細かな穴がある「階層性ナノ多孔層ガラス」に血清を滴下し、がんに関連するタンパク質などを濃縮します。その後、近赤外レーザーを約20秒間照射し、血液中の分子情報をラマン分光法で解析します。解析はAI使ってます。

 

研究では、大腸がん患者20人と、がんのない20人の血清を機械学習で解析しました。その結果、患者単位では感度・特異度ともに100%という非常に高い判別成績が得られました。

さらに、手術後には大腸がんを示す予測スコアが低下したことから、将来的には治療効果や再発のモニタリングにも利用できる可能性があります。

ただし、今回の研究は対象者が40人と少なく、まだ研究段階です。現在は約400人の血液を用いた追加検証が進められています。

血液を使った大腸がん検査は、体への負担が少なく、通常の採血と一緒に行えることが大きな利点です。一方、現在のctDNA検査は大腸がんの約80%を検出できるものの、ポリープなど前がん病変の発見率は約13%と低いことが課題です。

そのため、現時点では便潜血検査や大腸内視鏡検査に代わるものではありません。血液検査が陽性の場合も、確定診断には大腸内視鏡検査が必要です。

 

将来、採血だけで大腸がんを早期発見できるようになれば、検診を受ける人が増え、大腸がんによる死亡の減少につながることが期待されます。

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