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見逃しやすい腹痛の原因疾患

[2025.05.25]

腹痛を訴えて来院される患者さんは多くいらっしゃいます。

もちろん、まずは丁寧にお話を伺い、視診や触診、必要な検査を行ったうえで診断しますが、腹痛の原因は非常に多岐にわたるため、診断が難しい症例も少なくありません。

急性虫垂炎、ウイルス感染症、胆嚢炎、胆管炎といった一般的な疾患に加え、心筋梗塞、心膜炎、IgA血管炎、食物アレルギー、急性白血病、神経芽腫、膠原病、糖尿病性ケトアシドーシス、鉛中毒、ポルフィリン症、帯状疱疹、ACNES(腹壁痛症候群)NOMIなど、原因は多様です。

また、これらの疾患であっても、初期段階では検査に異常が出ないことも珍しくありません。さらに、構造的な異常がなくても、機能的な疾患による腹痛もあります。

腹痛のイラスト

診断の際は、頻度やリスクを参考にすることもありますが、やはり基本となるのは患者さんの訴えとその観察です。

NHKの「Dr.G(ドクタージェネラル)」というテレビ番組は、医師の間でも話題になることが多く、放送翌日は「俺、診断当てたよ」「あれはちょっと無理があるよな」などと盛り上がります。

私も録画していた回を見ながら、「もっと簡単に、初期でも迅速に診断や治療ができないものか」と、いつも考えさせられています。

 

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