認知症の早期診断のIT技術が進歩しています。
血液バイオマーカーが「体の中のサイン」を見つけるのに対し、「普段の生活や行動のサイン」を自動で見つけてくれるのが最新のIT技術(AIやスマホアプリなど)です。
医療の現場や私たちの生活に、以下のような驚きのITツールが登場し始めています。
① 声や会話の「ちょっとした変化」をAIがキャッチ
普段の何気ないおしゃべりから、AIが認知症の兆候を見つけ出す技術です。 話すスピード、使う言葉の種類(代名詞が増えていないかなど)、文の複雑さなどをAI(自然言語処理技術)が分析。人間では気づけないレベルの「言葉の引っかかり」を感知し、約94%の精度で識別できるモデルも開発されています。
② スマホアプリでゲーム感覚のチェック
「病院でテストを受ける」となると緊張してしまいますよね。 そこで、スマホやタブレットでゲームのように画面をタッチしながら、わずか1〜5分ほどで認知機能をセルフチェックできるアプリ(『MOBI-COG』やデジタル版の『MoCA』など)が続々と登場しています。
③ ウェアラブルや「スマートホーム」で24時間見守り
スマートウォッチや、部屋に設置したセンサー(IoT技術)を使って、普段の「生活リズム」をそっと見守るアプローチです。 「夜中に何度も目が覚めている(睡眠パターンの乱れ)」「普段通りの料理やトイレの動きが少しぎこちない」といった、生活の中のちょっとした異変(行動パターン変化)をAIが検知し、早期発見につなげます。
いろいろ駆使して早期発見早期治療に結び付けたいですね。
