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破傷風トキソイドワクチンがない!!!

[2025.07.11]

📉破傷風ワクチンが品薄です

破傷風に対する抗体は、小児期にワクチンを接種していても、時間の経過とともに低下することが知られています。そのため、青年期以降にも追加接種を行うことが重要とされています。

特に1967年以前に生まれた方は、定期接種制度が導入される前に生まれているため、もともと十分な抗体を持っていない可能性があります。


💥感染のきっかけは?

破傷風は土壌中に存在する破傷風菌によって引き起こされます。
感染は、以下のような状況で多く報告されています:

  • 転倒などによる擦過傷

  • ガーデニングや農作業などの「土いじり」に伴う受傷


💉外傷時の対応と接種スケジュール

怪我をした際には、以下のようなワクチン接種スケジュールが推奨されます:

  1. 受傷時に1回目の接種

  2. 1か月後に2回目の接種

  3. 半年〜1年後に3回目の接種

この外傷時の破傷風ワクチン接種は健康保険の適応となっています。

※注意※
小児用のDPT(ジフテリア・百日せき・破傷風混合)やDT(ジフテリア・破傷風混合)ワクチンは外傷時には保険適応外となります。
使用できるのは破傷風トキソイド単独ワクチンのみです。


🌍倹約接種について

一部のワクチンでは、WHOが「倹約接種(fractional dose)」を推奨していますが、破傷風ワクチンについては十分なエビデンスがなく、現時点では推奨されていません。

破傷風とは

作成に尽力したのは北里柴三郎さんです。

北里柴三郎の似顔絵イラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

色々な症状がでますし、死亡率も高い病気です。

ワクチンの早期の増産が望まれます。

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