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新型コロナウィルス肺炎とインフルエンザ

[2020.08.28]

本日は看護師お長谷川がお届けします。

8月も終わろうとしていますが、連日の酷暑は収まる気配がありません。

この夏は皆さん特に熱中症には気を付けていらっしゃったのではないでしょうか。

クリニックでも常時換気のため窓を開けておりましたので、とても快適とはいえない毎日です。スタッフはあせもだらけで奮闘しています。

そんな中、早くもインフルエンザの予防接種の話題も聞かれるようになりました。

今年は夏に流行するプール熱や手足口病が少なかったのですが、これはコロナのため手洗いやマスクの着用が徹底されたためではないかといわれています。

これからインフルエンザの流行時期を迎えますがどうなりますでしょうか。コロナ感染とインフルエンザを同時に迎える初めてのことです。

コロナとインフルエンザの症状はとても似ているため診断が難しいです。

インフルエンザの潜伏期は1~3日と言われています。インフルエンザウィルスに接したら1~3日のうちに発症し、身体が弱るとコロナウィルスにも感染しやすくなります。医学的には同時感染も起こりうるということです。

コロナ感染に対してはまだワクチンも治療薬もありません。インフルエンザの流行度合いが今年どうなるかはわかりませんが、だからこそインフルエンザの予防接種や肺炎球菌の予防接種をし(*)、かつ手洗いやマスク着用で予防、睡眠や食事で免疫力が落ちないようにしていくことが大事です。

厚生労働省も積極的なワクチン接種を推奨しており、10月から高齢者を優先的に接種がスタートします。

しっかり対策をとり流行に備えましょう。

 

*ワクチンは感染を100パーセント防ぐものではなく、重症化を防ぐものです

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