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狭心症と心筋梗塞 その後

[2019.06.27]

循環器の医師として働き、いつの間にか30年弱。

 

研修を受けた病院が狭心症心筋梗塞のカテーテル治療で有名な虎の門病院でした。日本で初めて心カテーテルを行った病院。

その後虎の門病院を離れたのちも、心カテーテルで有名な病院にて勤務していました。

 

もちろん、心カテーテル治療をする際に、どうすればうまくできるか?技術的なことを夜中まで話し合っていましたが、いい病院ほど、カテーテル後の患者さんのその後の生活習慣をどうすれば良いか、病気も診るだけでなく、人を診るということを議論していました。

 

今でもカテーテル治療を終えた患者さんに本当に大切なことは何か?考えるようになっています。

 

 

現在は、診療科が専門化、効率化、細分化されたために、その隙間で見逃されたり、いい診断治療を受けることができない患者さんが増えていると思います。

 

 

昨日、開業の報告を研修医時代に、お世話になった先輩に報告しました。昔話をし、いい医療がどういうものか再確認しました。

本当の総合診療とは何か?ですね。

初心忘れずにいきたいと思います。

 

 

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