心房細動と脳梗塞 動悸と倦怠感 きたす脳梗塞
[2025.04.19]
心房細動という不整脈があります。
心臓の一部から電気信号が出現しそのために心房というところが1分間に300回刺激され結果、心房がリズミカルに動かず震えるただの袋に成り下がる病気です。
問題は
①心臓のポンプ機能が30%低下する
②心房がただの袋になるために血液がよどみ内部に血栓が出来てしまう
③脈が速くなることがある。遅くなることがある 息切れが出ます。
通常であれば①心機能が30%低下しても何も起こりませんが、もともと心臓のポンプ機能が悪い人にとっては心不全の悪化を来たします。
心房の中に血栓ができることにより容易に血流にのって飛んでいき比較的大きな脳梗塞を来たします。
脈が速くなったり遅くなったりするために動悸を感じます。遅くなり倦怠感を感じます。また脈が速くも遅くもなければ症状が無かったりもします。
心房細動は年齢とともに増えてきますが、心電図を見ないとわかりません。
健診にて指摘されたか方、脈がおかしい方はぜひ心電図をとってみてください。