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痩せる薬(注射剤)の保険適応がすこし緩和

[2025.04.07]

痩せる薬、いわゆる抗肥満薬の保険適応が少し緩和されました。

いままでは全国10数施設しか使用できませんでしたが、、もう少し増えそうです。

劇的に増えないのは、一般のクリニックでは使用できないため。

施設基準は

教育研修施設であること。循環器専門医、糖尿病専門医、肥満学会専門医がいること。管理栄養士がいること。などでほとんど大学病院や大きな病院に限定されます。

 

患者さんの基準は

高血圧、脂質異常症、または2型糖尿病のいずれかがあり食事・運動療法をしても効果が無く

①BMIが27㎏/m2以上で2つ以上の肥満に関連する健康障害がある場合

②BMIが35㎏/m2以上

上記を満たす人で●管理栄養士が2か月に1回以上栄養指導し、●患者自身による記録を確認するなど必要な対応がきちんとできていること。これを6か月続けること。

ボタンが飛んでいるイラスト(肥満)

上記がきちんと行っても痩せない患者さんで注射の薬が開始されます。

4か月で効果が無ければ中止。うまくいっても中止、上手くいかなくても中止されます。最大28カ月までしか投与できません。

 

現在、日本では2剤の注射がありますが、保険で使える人はかなり限定されますね。

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