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睡眠時無呼吸症の原因は肥満だけではありません。

[2025.08.09]

睡眠時無呼吸症候群は、「太っている人だけの病気」と思われがちですが、実はそうではありません。
やせている方でもかかることがあり、患者さんのうちおよそ半分はやせ型といわれています。

もちろん、肥満があると首まわりの脂肪が気道を圧迫し、寝ているときにいびきをかいたり、呼吸が止まったりしやすくなります。
しかし、それ以外にも、脳から呼吸の指令がうまく伝わらず、やせていてもいびきや無呼吸が起きることがあります。

ときどき、若い方の突然死のニュースを耳にしますが、後からご家族が「そういえば、よくいびきをかいていた」と思い出すこともあります。
「いびきくらい…」と軽く考えて放置し、後悔するケースも少なくありません。

たかがいびき、されどいびき。
睡眠中の呼吸が止まることは体に大きな負担をかけます。
気になる方や家族に指摘された方は、ぜひきちんと検査を受け、必要に応じて治療されることをおすすめします。

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