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肥満と大腸癌

[2025.03.25]

大腸癌は年々増加傾向にあり、そのリスク要因として内臓肥満が挙げられています。

日本人は欧米人に比べて内臓脂肪型肥満が多く、肥満によって病気になりやすい体質だと言われています。

心血管疾患や脳梗塞といった血管系の病気はもちろんのこと、肥満によって大腸癌のリスクが高まることも、さまざまな論文で確認されています。

高インスリン血症やインスリン抵抗性、さらに脂肪細胞から分泌されるレプチンやアディポサイトカインが、腫瘍の発生や増大に関与していることも明らかになっています。

こうした一連の因果関係の中に「肥満」が深く関わっているんですね。

近年では、効果的な肥満治療薬や外科的治療法も次々と登場しています。

ただし、それらを受けるためには、まず栄養指導や運動療法が先行して実施されていることが条件となっています。

栄養指導は、がん予防にもつながる大切なアプローチです。とても重要ですね。

 

 

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