その症状、更年期ですか? いえ甲状腺の病気です
~実は「甲状腺の病気」かも?~
50歳前後の女性によく見られる「更年期症状」。
ですが、実は別の病気が隠れていることもあるのをご存知ですか?
🤔 こんな症状、ありませんか?
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イライラしやすい
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急に汗をかく
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動悸がする
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疲れやすく、だるい
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手足が冷える
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食欲がない、または逆に食欲が増えた
これらの症状、たしかに「更年期障害」でよく見られるものですが、甲状腺の病気でも似たような症状が出ることがあります。
⚠️ よく間違われる「甲状腺の病気」とは?
特に女性に多いのが、次のような病気です:
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バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
→ 甲状腺ホルモンが出すぎて、体が興奮状態に。動悸・発汗・やせ・イライラなど。 -
橋本病(甲状腺機能低下症)
→ ホルモンが不足して、体がスローに。疲れ・寒がり・むくみ・気分の落ち込みなど。
これらは30代~60代の女性に特に多く、よく更年期と間違われる病気です。
🔍 診断はどうやってするの?
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症状の確認(問診)
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のどの触診(甲状腺の腫れや硬さを見る)
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血液検査(甲状腺ホルモンの数値)
必要があれば、**超音波検査(エコー)**なども追加して、より詳しく確認します。
🩺 きちんと診断すれば、治療できます!
甲状腺の病気は、正しく診断すればお薬でコントロールできる病気です。
「年齢のせい」「更年期かな」で済ませず、少しでも気になることがあれば、ぜひご相談ください。
💬 最後にひとこと
「なんとなく不調が続いている」
「気分の波が激しい」
「体がついてこない」
そんなときは、体が出しているサインを見逃さないことが大切です。
どうぞお気軽に当院までご相談くださいね。