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肝臓が悪くなった人に朗報?

[2025.04.21]

最近の医学の進歩には目を見張るものがあります。

私が研修医だった頃は、B型肝炎やC型肝炎によって肝硬変や肝臓がんを発症する患者さんが数多くいらっしゃいました。

しかし現在では、優れた治療薬が登場し、多くの患者さんが治療可能となっています。

とはいえ、いまだにアルコールの過剰摂取や肥満を原因として肝硬変に至り、最終的に肝臓がんや肝不全を引き起こす方も少なくありません。肝臓が悪化すると、有害物質が代謝されず体内に蓄積してしまうのです。

そうした中、最近アメリカでは、遺伝子操作によって作られたブタの肝臓を用いて、肝不全患者の血液をろ過する臨床試験が始まるとのことです。

治療できる希望が持てる話ですね。

 

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