アイスクリームの功罪
[2025.07.19]
紀元前、アレクサンダー大王が氷雪を用いて食べ物を冷やしたことが、氷菓子の始まりとされています。
16世紀になると、水に硝石を加えて吸熱反応を起こさせる冷却技術が発明され、冷たいデザートはさらに発展を遂げました。
また、カトリーヌ・ド・メディシスによってシャーベット(ソルベ)が広まり、生クリームを加えるなどの工夫もなされていきました。
最近、糖尿病の指標(HbA1cなど)が急激に悪化する方が時々いらっしゃいます。お話を伺うと、暑さでついアイスクリームをよく食べていたとのことでした。
夏の暑さの中、冷たいものが欲しくなるのは当然ですが、アイスクリームは溶けると“ただの砂糖水”のようなもの。
食べ過ぎには十分注意が必要ですね。