バッタとセロトニン
[2025.09.02]
バッタが孤立相という安定しているいつもの状態から群生相という状態に変わると群れを成し狂暴化し周りの植物をたべつくすのは歴史上何度も見られてきました。
狂暴化したバッタは食事の好みが変わり何でも食べるようになり、共食いも始めます。
この相が変わる相転移はバッタの足を刺激すると起きるそうです。バッタは食べ物が少なくなり少ない食物に集まる密集することにより、足が刺激にされバッタの中にセロトニンという物質が増えてそのために相転移が起こる。足元にいるバッタに食べられないように自分も狂暴化する悪循環になるということですね。
日本は今、コメ不足が言われているので、害獣について調べてみましたが、人間には幸せホルモンと言われるセロトニンが、バッタには狂暴化因子となることに驚きました。
今の日本の状況では、少し自然災害が起きると途端に人間の生活は破綻します。食料危機、早期の解決が望まれます。