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下の血圧のみが高い人の治療

[2025.09.05]

上の血圧(収縮期血圧)が高い人は、通常の降圧薬による治療が行われますが、下の血圧(拡張期血圧)が高い人は、「拡張期高血圧」と呼ばれます。

なかでも、拡張期血圧のみが高い場合は「孤立性拡張期高血圧」と呼ばれ、若年層や中年層に多く見られます。このタイプでは、まず薬による積極的な治療ではなく、生活習慣の改善が基本となります。

血圧を測っている男性のイラスト

特に、肥満、喫煙、高コレステロール血症、中性脂肪の高値、睡眠時無呼吸症候群などが関与していることが多いとされています。

リスクのよっては内服による降圧をしますが、拡張期血圧を下げるためには血管拡張薬の使用や減塩が勧められますが、多くの場合、高齢になると拡張期血圧は自然に低下し、代わりに収縮期血圧が上昇する傾向があります。そのため、年齢に応じた丁寧な経過観察とフォローが必要とされています。

 

拡張期の血圧が高い人は多角的な面からの評価治療が必要になります。

 

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